青井阿蘇神社 : Aoi Aso Jinja

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青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)は、熊本県人吉市にある神社である。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。地元では親しみを込めて「青井さん」と称されている。
本殿など5棟の建造物が国宝に指定されている。

建磐龍命とその后神である阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、両神の御子神である国造速甕玉神(くにのみやつこはやみかたまのみこと)を祀る。この3神は阿蘇三社とも称される、熊本県阿蘇市の阿蘇神社の祭神12柱中の3柱である。
近世までは両部神道に基づく神仏習合が行われ、建磐龍命は十一面観音を、阿蘇津媛命は不動明王を、国造速甕玉神は毘沙門天を本地仏とし、神体として仏像を祀っていたが、寛文5年(1665年)に唯一神道へ改めてこれを改替した。なお仏形の神像絵は現も神社に保存されている。

大同元年(806年)9月9日に阿蘇神社の神主尾方権助大神惟基が神託により阿蘇神社から阿蘇三社の分霊を当地球磨郡青井郷に祀ったのに始まると伝える。その後天喜年中(11世紀中半)に再興され、建久9年(1198年)に領主として藤原(相良)長頼が当地へ下向した際にも再営して自家の氏神として尊崇、神領216石を寄進する等相良家歴代の篤い崇敬を受け、延徳3年(1491年)の同為続による社殿造営を始めとする数度の社殿の造営、修造が行われた。相良氏にとっての当神社が信仰の対象であるとともに家臣団を統制する存在でもあったことがわかる.

現存の本殿、廊、幣殿、拝殿の中心的社殿と楼門の計5棟は、人吉藩初代藩主相良長毎とその重臣相良清兵衛の発起により、慶長15年(1610年)から同18年にかけて造営されたものである。国宝に指定されている。
本殿は、三間社流造銅板葺。
廊は、本殿と幣殿を連絡する社殿で、梁間1間、桁行1間切妻造銅板葺。
幣殿は、梁間3間、桁行5間の寄棟造妻入茅葺で前面は拝殿に接続する。
拝殿は、慶長16年の竣工で、桁行7間、梁間3間、寄棟造平入茅葺。


Our address

Address:
熊本県人吉市上青井町118
GPS:
32.2130593, 130.7532384
Web:
http://www.aoisan.jp/

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