
霧島神宮(きりしまじんぐう)は鹿児島県霧島市霧島田口にある神社。旧社格は官幣大社。坂本龍馬が新婚旅行で霧島連峰を訪れたことで有名。
欽明天皇の時代(6世紀)、慶胤(けいいん)なる僧侶に命じて高千穂峰と火常峰の間に社殿が造られたのが始まりとされる。実際の所は高千穂峰に対する山岳信仰から始まった神社であろう。
しかし、火山の麓にあるという立地のためたびたび炎上する。
文明16年(1484年)、島津忠昌の命により兼慶が再建したのが、現在の霧島神宮である。但し、建物はその後も幾度も炎上し、現在の社殿は正徳5年(1715年)、島津吉貴の奉納により再建した物である。
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊
木花開姫尊
彦火火出見尊
豊玉姫尊
鵜鷀草葺不合尊
玉依姫尊
神倭磐余彦尊
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊を主祭神にを主祭神とし、相殿に木花開姫尊以下の皇祖神と神武天皇を祀る。