熊野大社(島根) : Kumano Taisha

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熊野大社(くまのたいしゃ)は、島根県松江市八雲町熊野にある神社。式内社(名神大社)、出雲国一宮。旧社格は国幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。神紋は一重亀甲に「大」の文字。

火の発祥の神社として「日本火出初之社」(ひのもとひでぞめのやしろ)とも呼ばれ、出雲大社と共に出雲国一宮である。意宇六社の一つ。
紀伊国の熊野三山も有名だが、熊野大社から紀伊国に勧請されたという説と、全くの別系統とする説がある。社伝では熊野村の住人が紀伊国に移住したときに分霊を勧請したのが熊野本宮大社の元であるとしている。
『出雲国風土記』には熊野大社と記されていた。その後『延喜式神名帳』では熊野坐神社と記された。
中世には熊野信仰の影響を受けて「上の宮(熊野三社)」と「下の宮(伊勢宮)」に分かれた(上の宮は明治の神社合祀で下の宮に統合された)。
近代社格制度のもとで神社名を熊野神社として1871年に国幣中社に列格した。1916年に国幣大社に昇格した。1977年に上古の名前を回復する形で現在の熊野大社と改称した。

祭神
伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご) 加夫呂伎熊野大神(かぶろぎ) 櫛御気野命(くしみけぬのみこと)

祭神名は素戔嗚尊の別名であるとする。「伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなご)」は「イザナギが可愛がる御子」の意、「加夫呂伎(かぶろぎ)」は「神聖な祖神」の意としている。「熊野大神(くまののおおかみ)」は鎮座地名・社名に大神をつけたものであり、実際の神名は「櫛御気野命(くしみけぬのみこと)」ということになる。「クシ」は「奇」、「ミケ」は「御食」の意で、食物神と解する説が通説である。

創建
神代。『日本書紀』に出雲国造をして厳神の宮を作らしむとの記載あり(出雲大社のことであるという説や、イザナミを祀る隣の安来市にある熊野神社という説がある)。


Our address

Address:
島根県松江市八雲町熊野2451番
GPS:
35.3733743, 133.07033760000002
Web:
http://www.kumanotaisha.or.jp/

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