
津峯神社(つのみねじんじゃ)は、徳島県阿南市の津峰山山頂にある神社である。式内社で、旧社格は郷社。現在は神社本庁の別表神社。
祭神:
賀志波比売命(かしはひめのみこと)を主祭神とし、相殿に大山祇命を祀る。開運延命・病気平瘉・海上安全の神として信仰される。
社伝では、神亀元年(724年)、神託により、国家鎮護・延命長寿の神として賀志波比賣命を霊山・津峰山の山頂に祀ったのに始まると伝える。延喜式神名帳には「阿波国那賀郡 賀志波比売神社」と記載されている。津峰山には大小の洞窟があり、かつては断食参篭の行場であった。領主蜂須賀家が守護神として崇敬した。
昭和25年、神社本庁の別表神社に加列された。